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教職教育部の働きとは   部長:深澤祐一

 教職教育部の働きの目的は日本同盟基督教団の教師としてふさわしい人材育成のために協力と支援をしてゆくことです。

 

(1)教師候補者

 教師候補者(主に神学生)のためには毎年、教師候補者研修会が持たれています。この研修会は同盟基督教団への理解を深め、補教師試験の備えの時となっています。加えて教師候補者には奨学金の支給もなされています。

 

(2)補教師

 補教師のための研修としては補教師期間3年にわたる補教師研修会と新任教師派遣前研修会が持たれます。研修の時となることは勿論、将来の働きのための良き同労者としての絆が深められる時となるように願っています。またこの期間、指導教師制度によって補教師に担当教師より指導がなされます。なお補教師研修会は補教師たる者、全員が3年間受ける研修会です。

 

(3)正教師

 正教師のための研修として2016年度より従来の安息年研修制度に代えて新安息年研修制度がスタートいたしました。これは教職7年目の正教師のための研修制度で休息の時を持つことに加えて、希望する同盟基督教団教師のもとで研修するという制度です。このための経費は教団が持ちます。またその他の教師のために教師研修補助制度もあり、向学の志に応えてゆきたいと思っています。

 

(4)教職者夫人

 教職者夫人を支援してゆく働きとして教職者夫人ネットワークもあります。毎年、教職者夫人向けの機関誌「花冠」が発行されます。隔年で「夫人の集い」が持たれています。また相談窓口として「ホッとするライン」なる電話相談の場も設置されています。

 

(5)その他

 その他、教師候補者とは別に留学等長期の学びをされている教師には教師奨学金という制度も設けられています。

 

 教職者を支援、育成するために様々な支援体制が取られ、それらの実施運営のために教職教育部が奉仕させていただいております。これらの働きがよく用いられ、活用されて、整えられた教職者が一人でも多く育成されてゆくことを願って止みません。